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IFPA 2012 Hiroshima Meeting 開催の挨拶

IFPA 2012 Hiroshima Meeting 会長
工藤 美樹
(広島大学大学院医歯薬学総合研究科産科婦人科学教授)

 第18回国際胎盤学会(IFPA 2012 Hiroshima Meeting)を広島大学が担当させていただきます。第20回日本胎盤学会との共催になります。会期は平成24年9月18日から21日までの4日間、会場は広島の平和公園内にあります広島国際会議場です。会の成功に向けて会員の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
この国際胎盤学会は1995年に第1回がベルギ-で開催されて以来、毎年世界各地で行われている会です。これまで日本では、1999年に第4回を高山雅臣先生が東京で、2006年に第12回を丸尾猛先生が神戸で開催されています。また、国際胎盤学会が組織される以前の1990年に相馬廣明先生が「International Conference on Placenta in Tokyo」という国際胎盤学会の前身にあたる会を開催されておられます。
 日本の胎盤学会は参加者の多くは産婦人科医ですが、国際胎盤学会では基礎の胎盤研究者のほうが産婦人科医よりも多く参加しています。ですから、主題は、「Dissecting the placenta: the scientist’s and obstetrician’s points of view」に決めさせていただきました。例年の国際胎盤学会よりも臨床的な内容を盛り込むことが目的です。特別講演は相馬先生にご自身と日本の胎盤研究の歴史についてお話をしていただきます。また、今回は日本での開催ですから、日本の若手の研究者に活躍していただくようにプログラムを組むようにしていますし、相馬賞をはじめ若手の研究者に与えられる賞を目指していただきたいと思っております。産婦人科医療を取り巻く環境が大きく変化し、研究を継続することが難しい状況であることは分かっておりますが、ぜひ頑張っていただくようにお願いします。昼間のプログラム終了後は、ウエルカムレセプション、美術館でのガ-デンパ-ティ-、懇親会を準備しますが、広島の街も楽しんでいただきたいと思っております。
 実り多い会とするため、教室員一同、鋭意準備を進めております。会員の皆様には挙ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

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http://www.placenta.gr.jp/